米国とシリアの反体制派民兵組織「シリア民主軍(SDF)」は、同国で米兵と民間人を殺害したとみられる過激派組織「イスラム国(IS)」の戦闘員数人を拘束した。当局者によると、捕捉した戦闘員は最大5人。これで1月16日のシリア北部マンビジで起きた自爆テロで米兵4人が殺害された事件に、一応の区切りがつきそうだ。ドナルド・トランプ大統領がIS撃破を宣言し、シリアに駐留している米兵約2000人の撤退を指示してから間もなく起きた事件だった。17日付のウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は、トランプ大統領はその後、軍の作戦に沿ってまだシリアに残留していた最大1000人の駐留継続を決めたと報じた。
米と同盟国、シリアで米兵ら殺害のIS戦闘員を拘束
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