【東京】中央大学経済学部の中河侑己さん(22)は昨年の就職活動で「秘密兵器」を使った。まつげビューラーと眉ペンシル、ほんの少しのコンシーラーだ。  「就職活動の面接は毎回メークをしていた」と中河さんは話す。ファンデーションやコンシーラーをひと塗りして目の下のクマを隠し、ビューラーでまつげをカールさせて目を明るく見せる。眉毛は少し太く描いた。「面接だと距離があるので、眉毛は少し濃い目に描いたほうが印象がよく見える」。あまりに気に入ったため、4月からウェブメディア企業に勤務し始めてもメークを続ける予定だ。