【必読ポイント!】
◆ 編集執筆力を構成する4つのスキル
◇(1)文章基礎力

 編集執筆力は、文章基礎力、文章表現力、文章構成力、そしてメディアマインドの4つのスキルから構成されている。

 文章基礎力とは、文章執筆の表現上のルールを知っているかなど、基礎的なスキルを指す。

 具体的には、正しい助詞の使い方や主語と述語は近くに置くなどといった「文法」と、である調とですます調の使い分け、冗長な表現をさける、口語体を使いすぎないなどといった「文体」がここに含まれる。

「表記ルール」も重要だ。これは、正しい符号の使い方や、同じ単語が繰り返される場合の表記の統一のことを指す。たとえば、カギ括弧と二重カギ括弧を正しく使い分ける、「行う」と「行なう」が混在しないようにするといったことだ。表記ルールを統一することで、ぐっと読みやすい文章になる。

◇(2)文章表現力

 文章表現力とは、読み手に文章の意味や意図を伝える力のことである。

 ここで押さえておきたいのは、単語一つが文章のわかりやすさを左右するということ。「カタカナ語・業界用語などのあいまいな言葉には説明を加える」「1つの事象に対して複数の単語を使わない」という2点に注意しよう。

 単語の次は、文だ。文をわかりにくくする表現として、「これ」「それ」などの指示代名詞の多用が挙げられる。指示代名詞を多用すると、何度も文章を読み返すことになってしまう。指示代名詞を使わず、具体的な言葉・表現に置き換えるようにしよう。