メッセージアプリ「スナップチャット」を運営する米スナップが23日発表した1-3月期(第1四半期)決算は、売上高も利益も好調だった。しかし、決算をきれいに見せている新しいピカピカのフィルターの効果が薄れれば、どうなるかは分からない。スナップの第1四半期売上高は3億2000万ドルと、アナリスト予想(3億0600万ドル)も同社の見通し(2億8500万~3億1000万ドル)も上回った。調整後のEBITDA(利払い・税引き・償却前利益)も1億2300万ドルの損失と、ファクトセットがまとめたアナリスト予想(1億4500万ドルの損失)よりも良かった。4-6月期(第2四半期)については、同社の売上高見通しは3億3500万~3億6000万ドルとアナリスト予想(3億4600万ドル)とほぼ一致している。調整後EBITDAの見通しは1億5000万~1億2500万ドルの損失と、アナリスト予想(1億1200万ドルの損失)をやや下回った。
米スナップ決算好調、フィルター効果いつまで?
ユーザー数は増加したが、主要ターゲット層への浸透率には限界
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