米商務省が26日発表した1-3月期の実質国内総生産(GDP、季節調整済み)速報値は前期比年率換算で3.2%増となった。  輸出、在庫の伸びが需要鈍化の影響を打ち消し、1-3月期としては4年ぶりの高成長を記録した。  ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)のエコノミスト調査では2.5%の増加が予想されていた。  内訳をみると、GDPの3分の2を占める消費支出は1.2%増となり、2018年10-12月期の2.5%増から鈍化した。  設備投資の尺度である非住宅固定投資は2.7%増(前期は5.4%増)。  GDPの成長に寄与した要因の1つは貿易赤字の縮小だった。