――WSJの人気コラム「ハード・オン・ザ・ストリート」 ***   株式市場では米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)が過去3年にわたり、フォード・モーターの先をひた走ってきた。だが、GMの1-3月期(第1四半期)決算は、差し当たりフォードが失地回復を目指せる可能性を示唆している。  GMが30日発表した決算は期待外れとなり、日中の取引で同社株の売りが膨らんだ。米配車サービス大手リフトの保有株11億ドル(約1200億円)相当の再評価で一時的に利益が押し上げられたにもかかわらず、調整後営業利益は23億ドルと、2018年1-3月期から約12%減少した。