ホワイトハウスは16日、トランプ政権がトルコから輸入される鉄鋼製品に対する関税を25%に引き下げたと発表した。  米国は昨年、トルコを含む複数の貿易相手国に対し、安全保障上の理由から輸入制限を認める通商拡大法232条に基づいて鉄鋼やアルミニウムに新たな関税を発動。トルコで拘束された米国人牧師を巡りレジェップ・タイップ・エルドアン大統領と対立する中、ドナルド・トランプ米大統領は同国の鉄鋼製品に対する関税を8月に50%まで引き上げていた。  その後、牧師が10月に米国に帰国したことを受け、両氏は貿易関係を強化することで合意していた。