スポーツ用多目的車(SUV)はガソリンの消費量も温室効果ガスの排出量も乗用車より多い。したかってSUVのほうが環境負荷が大きい。  ただ乗車定員はSUVのほうが多い。それがマイナス効果の低減に役立つ。  シバック応用研究所の輸送アナリスト、マイケル・シバック氏によると、ガソリン1ガロン(約3.8リットル)当たりの平均走行距離はSUVが23.3マイル(約37.5キロ)、乗用車は30.2マイルと、その差は約30%だった。  シバック氏は乗車率の高さでSUVのエネルギー消費の多さを穴埋めできるかを調査。