ポイントは「食材の豊富さ」と
「郷土料理・ご当地グルメ」の存在感

 上位にランクインした自治体は、どこも地名を聞けば「食事がおいしそう」とイメージできる場所ばかりだ。そんなランキング上位の自治体には、「大きく2つのポイントが寄与している」と、同調査を行ったブランド総合研究所の田中章雄社長は分析する。

 1つ目の要素が、「食材の豊富さ」だ。食材は、食事のおいしさを左右する重要な要素。『地域ブランド調査2018』の「地元産の食材が豊富」な自治体ランキングでは、「食事がおいしい」ランキングの上位自治体も数多くランクインしている。

 都道府県でいえば、「食事がおいしい」1位の北海道と4位の新潟県が、「地元産の食材が豊富」の1位と2位に。市区町村では、「食事がおいしい」2位の函館市、5位の松阪市、10位の米沢市、11位の魚沼市などが、「地元産の食材が豊富」でもそれぞれ上位に入った(函館市2位、松阪市3位、魚沼市4位、米沢市5位)。

「米どころやブランド牛肉の産地、海鮮が豊富な場所は『地元産の食材が豊富』というイメージを持たれやすく、食事がおいしいという印象にもつながっている」(田中社長)

 もう1つの要素が、「伝統的な郷土料理やご当地グルメ」だ。実際、市区町村別に見た「ご当地グルメ」ランキング1位の喜多方市と2位の宇都宮市は、「食事がおいしい」ランキングでは6位と14位。

 なんと「ご当地グルメ」ランキング15位以内の11市区町村が、「食事がおいしい」ランキングの15位にランクインしている。それほど、ご当地グルメは食事がおいしいというイメージを作る重要な要素になっているようだ。