• ミレニアル世代がけん引するペットフード市場• ミレニアル世代がけん引するペットフード市場米国のペット関連市場は今年3.9%拡大し、過去最高の754億ドルに達すると予想されている。米国ペット製品協会によると、ペット関連の支出のうち最大のカテゴリは食品で、今年は4.5%増の317億ドルとみられている。数量が伸びているだけではなく、飼い主として最大の層であるミレニアル世代は、より高い金額を払ってナチュラルなペットフードを選んでいる。食品大手のゼネラル・ミルズ(GIS)は先週、昨年買収した自然派ペットフード事業ブルー・バッファローの売り上げが前年比11%増だったと発表した。しかし、ペットフードを扱うJMスマッカー(SJM)やコルゲート・パルモリブ(CL)と同様、純粋なペット銘柄と言える投資先はほとんどない。ペット用品の小売りを手掛けるペットスマートやペトコが思い浮かぶかもしれないが、両社はそれぞれ2015年と2016年にプライベートエクイティ投資家に買収されている。