中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)は、米政府の制裁を受けているにもかかわらず、1-6月期(上半期)の売上高が大幅に増加した。ただ先行きについては、米国からの技術調達を巡る不透明感があるとして困難な場面を迎えるとの警戒感を示した。1-6月期の売上高は前年同期比23%増の4013億元となった。ファーウェイは株式を公開していない。同社は、一部の重要な技術にアクセスする上で引き続き障害が残されているとして、一時は大きく伸びたスマートフォン(スマホ)などの消費者製品事業の先行きには課題があるとの認識を示した。梁華会長は30日の記者会見で「生産も出荷も1日たりとも中断していない」と語った。
ファーウェイ、米制裁でもビジネスは好調 今後に不安も
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