「Dear Mr. Mike Davis.」このひと言で、あなたは信頼を失います。
外資系企業で役員秘書を18年経験したプロフェッショナルが、ネイティブにほめられるワンランク上の英語を語る! 「できません」「わかりません」と言えないハードな仕事から学んだ、ネイティブに一目置かれる英語とは?
ハイクラス英文法、電話、来客対応、メール、パンクチュエーション、ビジネス英単語etc。
最新刊『ネイティブにほめられる英語』の著者である西真理子氏が、そのエッセンスをやさしく語ります。
伝言を受けるときの注意点
電話対応に慣れてきたら、次は伝言を受けられるようになりましょう。
大事なのは固有名詞(人の名前、商品の名前)と数字(電話番号、日時)を間違えず正確に聞きとることです。
特に数字は大きな間違いのもとになりますから、電話番号や日時を聞かなければならないときには要注意です。伝言の場合、たいてい相手のほうから名前と会社名、用件を言ってきます。
Please tell him Mark from XYZ company called and ask him to call me back.
(XYZ社のマークから電話があった、折り返し電話するように彼に言ってもらえますか)
こういう伝言が大半です。では続いて、伝言を受けるときのポイントをご紹介します。
固有名詞を聞こう
How do you spell your name, please?(お名前はどのように書きますか)
Could you say your phone number again?(電話番号をもう一度おっしゃっていただけますか)
What was the company name again, please?(御社名を再度お願いします)
万が一、相手が電話番号を言わなかった場合はMay I ask your phone number?と尋ねましょう。