23日の米株式相場は大幅安。中国が対米報復関税を発表し、これに対してドナルド・トランプ大統領が対抗姿勢を示したことで米中貿易摩擦激化への懸念が強まった。ダウ工業株30種平均の終値は前日比623.34ドル(2.37%)安の2万5628.90ドル。S&P500種指数は75.84ポイント(2.59%)安の2847.11、ナスダック総合指数は239.62ポイント(3.00%)安の7751.77で取引を終えた。中国が750億ドル分の米国製品に追加関税を課すと発表したことに対し、トランプ氏がツイッターで反応したことで、株価の下落に拍車かかかった。トランプ氏はツイッターで、「中国は必要ない、それに率直にいって、(中国は)ない方がはるかにいい」と述べた。また、米企業に対し、中国での生産の代替策を探し始めるよう求めた。
NYダウ600ドル超安、米中貿易摩擦激化を嫌気
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