トルコが先月シリア北東部で行ったクルド人勢力への攻撃で、米軍の無人偵察機が撮影した動画に、銃を持った男たちが民間人を標的にする様子が映っていたことが分かった。米軍当局者は無人機からの映像をリアルタイムで見ており、戦争犯罪の可能性があるとして司令官に報告していたという。米当局者が明らかにした。米当局者によると、問題の動画には2つの事例が映っていた。国務省はこの2件を含む計4件の事例に関する内部報告書をまとめ、トルコ支援勢力による戦争犯罪の可能性があるとの懸念を明示した。米軍の偵察映像の存在が伝えられるのはこれが初めて。米当局者の間では、トルコ支援勢力による戦争犯罪疑惑に関して、この動画が直接入手した証拠になるとの指摘が出ている。一方で、そこまで確証はないと考える当局者もいるようだ。