韓国主導による南北統一が問題が山積
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韓国の文在寅大統領が
朝鮮半島統一に強い決意表明

 8月15日、“光復節”の記念式典において、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は2045年までに朝鮮半島の統一(南北統一)を目指すと強い決意を表明した。

 そこで、朝鮮半島の南北統一の可能性を経済の側面を中心に考える。

 この問題を考えるについて、東西ドイツの統一がどのように進んだかを振り返ることは有益だろう。

 当時の東西ドイツの経済格差は、統一後のドイツ経済にとってかなり大きなマイナスの要因となった。統一後のドイツでは、主に東ドイツの雇用環境が急速に悪化し経済が停滞した。「ドイツは欧州のお荷物」と揶揄(やゆ)されたほど経済状況は悪化した。その後、統一ドイツが経済を立て直すには多くの時間とエネルギーが必要になった。

 現在の北朝鮮と韓国の経済格差は、統一前の東西ドイツとは比べものにならないほど大きい。北朝鮮よりも経済力が強い韓国は、統一にかかる多くの経済的費用を負担しなければならないだろう。韓国はその負担に耐えられるだろうか、疑問符が付くところだ。おそらく、韓国単独では難しいはずだ。中国やロシアなどの支援が必要になるだろう。