人生会議とは
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先月、厚生労働省から委託を受けて吉本興業が作成した「人生会議」のポスターが波紋を広げた。お笑い芸人の小籔千豊(かずとよ)さんが死を目前としたタイミングで、「家族と自分が大事にしていたことや想いを話す時間をもっと大切にしていたらよかった」と後悔する内容だったが、病院に貼るポスターとしてふさわしいかどうかが議論になった。この大騒ぎとなった「人生会議」とは、いったい何だったのか?医師たちが考案した人生を考えるためのカードゲームがあり、これで家族や親しい人と対話してみる方法もある。実際に試してみた。(医療ジャーナリスト 福原麻希)

人生会議とは自分が大切にする
価値観を周囲と共有するプロセス

「人生会議」とは、日ごろから自分が大切にしていること、目標としていること、何かを決めるときの価値観などについて、周囲の信頼できる人と話し合って共有すること。目的は、元気なときから人生の最期まで、自分が希望する生活を送れるようにすることだ。

「日ごろから自分が大切にしていること」とは、例えば、家族と過ごす時間、1人で過ごす時間、ペットと過ごす時間、あるいは、いつも好きなことをしていたい、仕事や社会で役に立つことをしたい、家族が経済的に困らないなどで、さまざまな状況を思い浮かべることができる。あるいは、これはしてほしくない、ということもあるだろう。