――WSJの人気コラム「ハード・オン・ザ・ストリート」 ***   10年ものの古い基本ソフト(OS)がこれほどの効果をもたらすとは驚きだ。  マイクロソフトがOS「Windows(ウィンドウズ)7」をリリースしたのは2009年の秋だった。15年にプラットフォームのカスタマーサポートを打ち切り始めたが、一部のサポートは残していた。初回導入から3つのバージョンがお目見えしたウィンドウズ7だが、14日をもってその延長サポートが正式に終了した。  予想外に多くの人々が、ぎりぎりまでアップグレードを引き延ばした。