イラン上空でウクライナ国際航空の旅客機が撃墜され、乗員乗客176人全員が死亡した問題で、当該機に約30秒間隔で2発のミサイルが命中したとみられることが、14日にソーシャルメディア上で拡散したイラン国内の監視カメラ映像から分かった。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)の親会社ニューズ・コープが所有するソーシャルメディア分析企業ストーリーフルがこの動画を確認した。イラン当局は最終的に誤射による撃墜だったと認めたが、2発目のミサイルには言及していない。今回の動画を受け、イラン当局の協力姿勢に新たな疑念が生じている。さらに、墜落につながったとされるミサイルが命中する前からウクライナ機の自動応答装置が停止していた理由の解明につながるかもしれない。
ウクライナ機撃墜、2発のミサイルが命中か=監視カメラ映像
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