――WSJの人気コラム「ハード・オン・ザ・ストリート」 ***  公式統計によると、2019年の中国の出生率は1949年の建国以来最低を記録した。中国経済の将来にとって最も深刻な問題の1つだが、ある資産クラスにとってはプラス材料かもしれない。中国債だ。  昨年の中国の出生率は人口1000人当たり10.5人となった。国連の予想では2030年までには同国の人口は減少に転じる見通しだ。