驚く上司
Photo:PIXTA

大人の日常生活は、微妙なピンチの連続です。適切な言い訳を繰り出して、自分を守りつつ周囲のストレスを最小限に抑えましょう。

イラスト
イラスト(石原氏)/TOMOYA イラスト(シーン)/千野エー
石原壮一郎さん
【講師】石原 壮一郎さん
1963年三重県生まれ。日本の大人シーンを牽引するコラムニスト。『大人力検定』『大人の言葉の選び方』『家族史ノート』など著書多数。

今月のテーマ/忘れていた仕事を部下から強めの口調で催促された

 何かとバタバタしている年の瀬のある日、つかつかと近寄ってきた後輩に、強めの口調で尋ねられました。「昨日までにいただけるはずだったA社の資料、まだでしょうか?」

 あわわ、完全に忘れていました。午後の打ち合わせで使うと言っていたので、たぶん後輩はけっこう焦っています。怒っていると言ってもいいでしょう。この状況を無難に収めるには、どんな言い訳を繰り出せばいいのか。

「あれ、明日って言ってなかった?」と姑息な言い逃れで守りに入るのは最悪。先輩としての信頼も威厳も、瞬時に失ってしまいます。まして「俺だって忙しいんだよ!」と逆ギレしたら、完全に見切りを付けられるでしょう。