不動産・開発危うい狂乱#1
Photo by Ryo Horiuchi

シンガポール政府系ファンドのGICが東京・恵比寿ガーデンプレイスにあるウェスティンホテル東京を約1000億円の高値で中国系の投資会社、ブライト・ルビーに売却したことがダイヤモンド編集部の取材で分かった。特集「不動産・開発 危うい狂乱」(全13回)の#1は、リーマンショック前のように高値になった売買の構造を明らかにする。(ダイヤモンド編集部 堀内 亮、臼井真粧美)

金融危機前に770億円で取得
12年間を経て1000億円で売却

 東京・恵比寿ガーデンプレイスにあるウェスティンホテル東京のオーナーであるシンガポール政府系ファンド、GICが2019年12月、同ホテルを約1000億円で中国系の投資会社、ブライト・ルビーに売却したことがダイヤモンド編集部の取材で分かった。GICは金融危機前の08年に770億円で同ホテルを取得しており、今回の売却額はこれを上回るものとなった。