グーグル傘下の動画投稿サイト、ユーチューブが単体の広告会社であれば、世界有数のプレーヤーと言えただろう。とはいえ、多くの部外者が想定していたほど大きくはない。グーグルの親会社アルファベットは3日、2019年10-12月期(第4四半期)決算発表でユーチューブの詳しい業績を初めて公表した。損益など明らかにしていないデータもたくさんあるが、これでだけは言える。ユーチューブは広告とストリーミングの巨人だ。グーグルは06年、16億5000万ドル(当時のレートで約2000億円)で新興企業だったユーチューブを買収した。この買収はシリコンバレー史上最も割安な買い物の1つだった。
ユーチューブ売上高、初公表で垣間見えるもの
広告会社としては巨大だが、収益成長の十分な余地も
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