情報を伝えるときに大事なのは、文章の巧緻だけではない。現代の社会人には、ジェンダーに関する知識が必須になっている。2020年3月1日(日)まで全12回でお届けする特集「伝える!震わす!書く力。」の第7回は、ジェンダー問題に詳しいジャーナリストの治部れんげ氏に、情報発信時の「ジェンダー炎上」について聞いた。(聞き手/ダイヤモンド編集部 篭島裕亮)
ジェンダーに関する知識は
社会人必須の教養である
情報を伝えるときに大事なのは、文章の巧緻やプレゼンテーション技術だけではない。現代の社会人には、ジェンダーに関する知識が必須になっている。
実際、トヨタ自動車やサントリーなどの有名企業でも、インターネットの動画やSNSにおいて「ジェンダー炎上」が勃発。いずれも女性の描き方に問題があるとネットでたたかれ、謝罪や動画取り下げに発展するケースが多い。