MARCH生が選ぶ人気企業には
大手IT企業、メガベンチャーも
MARCH生が選ぶ就職注目企業の上位には、エヌ・ティ・ティ・データ、SCSK、日本アイ・ビー・エムといった大手IT企業が多数ランクインしています。また、楽天やサイバーエージェントなどのメガベンチャーのみならず、キーエンスや日立などのメーカーが上位であるのも、東大生、京大生、早慶生のランキングとの違いです。
では実際に、MARCH大生に注目されている企業にはどういった働きがいや成長環境があるのか、新卒入社した社員のクチコミから見ていきましょう。
1位 アクセンチュアの社員クチコミ
「常に新しい分野に挑戦でき、優秀な人材に囲まれて切磋琢磨できる。退職した後、どこの会社でもやっていけるだけの実力をつけることができる。ただし、私が在籍していた頃は残業時間が半端なかったため、それなりの犠牲をする覚悟は必要であったかと思う。
プロジェクトをベースに色々な分野に挑戦できるため、また個人のパフォーマンスに対する要求度は非常に高いため、一般企業に就職するよりも早い速度での成長が可能だと思う。キャリア開発はアサインされたプロジェクトの中で行われる。希望するプロジェクトにアサインしてもらえるようにコネを作ることやパフォーマンスを上げることが非常に大切」(コンサルタント、女性)
3位 楽天の社員クチコミ
「常に新しい事業やプロジェクトに挑戦していく会社ということもあり、他の会社では得ることができないような刺激的な経験をすることができる。自分の仕事が社会の中で何らかの形になることを新卒社員のうちから体感することができた。
他にはないスピード感を持って事業を展開する会社において、漫然としていては乗り遅れる、あるいは存在感を発揮できないという意識を強く持つことができる環境であり、上長も積極的に若手を育てようとする為成長環境として文句のつけようがない。
配属やアサインされる業務等で運要素がないとは言い切れないが、どこにいてもやりがいのある仕事があり、置かれた場所で力をつけていずれ自分のやりたいことをしよう、という熱い思いを持った社員が多い」(モバイル、男性)
7位 電通の社員クチコミ
「働きがいは非常にある。社員の特性が千差万別なので、社内で打ち合わせするだけでも、刺激があって毎日が楽しい。クライアントが求めてくる要求は時には厳しいものもあるが、その成果物が世の中に出て行くので、苦しかった時ほど達成感は非常に大きい。インプットの機会も選択肢も多いので、自分がスキルアップしたい領域があれば、本人次第でいくらでも成長できる」(営業、男性)
給料はもちろん重要ですが、せっかく新卒で入社するなら働きがいがあって、成長できる企業で働きたいのが学生たちの本音でしょう。MARCH生の検索している企業群からは、こうした希望が垣間見られます。
(本記事はOpenWork[オープンワーク]からの提供データを基に制作しています)