米ゼネラル・モーターズ(GM)は4日、電気自動車(EV)に注力していく姿勢をウォール街に改めて鮮明に示した。同社は何十年も前からEVの販売に取り組んでいるが、ほとんど実を結んでいない。GM幹部はデトロイト近郊のエンジニアリングセンターでのプレゼンテーションで、向こう数年のEV戦略の詳細を説明した。その1つは新しい電池技術の開発計画。1回の充電で走行できる距離は最長400マイル(約644キロメートル)と、現時点での競合他社の数字を上回る見通しだ。EVと自動運転車の開発に200億ドル(約2兆1500億円)を投じる方針も明らかにした。急速に進化しているこれらの技術への意気込みを具体的な金額で示したのは初めて。
GM、電気自動車への注力を市場にアピール
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