11日の米国株式市場はダウ工業株30種平均が弱気相場入りし、2009年から続いた強気相場に幕を閉じた。ただ、多くのトレーダーはこの相場は長続きしないと話す。新型コロナウイルスへ感染拡大の警戒感が経済に及ぼす影響は恐らく一時的なものだとみているからだ。「何らかの改善が見られれば、市場が弱気に陥ったのと同じくらい急速にこれを脱する可能性がある」。コロニー・グループのチーフ市場ストラテジスト、リッチ・スタインバーグ氏はこう話す。
米株式市場、弱気相場はいつまで続くか
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