米ニューヨーク州のアンドリュー・クオモ知事（民主党）は21日、州内の経済活動を地域ごとのスケジュールで再開させると発表した。州北部の当局者や企業は新型コロナウイルスの感染拡大を抑制するため、制限の緩和は地域によって異なる日程で進めるべきだと主張していた。クオモ氏は、州内の10カ所の経済開発地区で当局がデータを監視し、どの店舗や事業活動がいつ再開できるか具体的な計画をまとめると述べた。同氏は3月22日、生活に必要不可欠ではない事業や集会を禁止。こうした制限によってウイルスの感染拡大を抑えられたと述べた。これまで店舗の早すぎる営業再開に慎重な姿勢を示しており、20日時点でも経済再開に向け州全体で方針を定めることが必要だと主張していた。