だが、そうした小型の二輪車、中でも原チャリを運転する際は気を付けたほうがいい。

 交通違反で捕まる割合が、他の排気量の二輪車とは段違いに多いからだ。

 今回、編集部では「原チャリ(原付一種)」「原付二種」「大型・普通二輪」という3つの排気量区分で、交通違反の実態を調査した。

 すると、126cc以上の二輪車に比べて、原チャリが交通違反で捕まる率が実に3倍に上ることが判明した。

 なお、取り締まり件数と二輪車保有台数の集計データは、それぞれの排気量区分が異なるため、126cc以上は一つにまとめて大型・普通二輪車として集計した。

 まずは下の表を見ていただきたい。

◆図表1:取り締まり件数の推移

*警察庁データなどを基にダイヤモンド編集部作成(各年3月末データ) 拡大画像表示

 原チャリ、原付二種、大型・普通二輪車の交通違反による総取り締まり件数は、いずれも減少。2011年3月期と2019年3月期を比較すると、原チャリと大型・普通二輪車の総取り締まり件数はともに半減している。

 だが、保有台数に占める取り締まり件数の比率でみると、別の状況が見えてくる。

 保有台数の推移は下表の通りだ。

◆図表2:2輪車保有台数の推移

*日本自動車工業会データなどを基にダイヤモンド編集部作成(各年3月末データ) 拡大画像表示