バブル崩壊 不動産withコロナ#3
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コロナ危機は国内最高峰の家賃を誇る東京・銀座にも牙をむいた。休業中ものしかかる固定費の支払いにあえぐ高級クラブはもちろんのこと、世界に名をはせる高級ブランド店までも、こぞって家賃減免を訴えたのである。特集『バブル崩壊 不動産withコロナ』(全12回)の#3では、銀座コロナ危機を伝える。(ダイヤモンド編集部副編集長 臼井真粧美)

銀座の高級店は高い家賃を払って
莫大な売り上げをたたき出してきた

 東京・銀座に構える高級ブランド店や高級クラブはかねて、ビルオーナーに高い家賃を払って、莫大な売り上げをたたき出してきた。高い家賃を払うだけの価値が銀座にはあった。そんな銀座にもコロナ危機は牙をむいた。

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言が解除され、営業を再開した銀座の店には客が訪れるようになった。しかし、そこに高級ブランドなどを大量に買い求めてきた外国人旅行客の姿はない。高級クラブのネオンサインが光り輝く夜の銀座もまだ戻っていない。

 店の売り上げが激減した銀座の街では、高級店とオーナーの間で家賃減額を巡る攻防が繰り広げられていた。