コロナ禍が、保険会社と監督官庁である金融庁との間に新たな対立を生み出している。特集『保険会社vs金融庁』は、7月13日(月)から19日(日)までの全8回の予定で、今後の営業方針や保障(補償)の在り方を巡って激しく衝突した、その舞台裏に迫る。
#01 7月13日(月)配信
損保vs金融庁の全内幕、コロナ対応巡る「株主訴訟」発言に当局激怒
台風などの自然災害では、補償対応で大きな存在感を示した損害保険業界。一方でコロナ禍の対応を巡っては影が薄く、監督官庁の金融庁からその存在意義を問われ始めている。
#02 7月14日(火)配信
三流保険代理店の大淘汰に金融庁が本腰、「4つの要素」でランク付けか
代理店の業務品質とは何か――。大型乗り合い代理店から中小の代理店、損保プロ代理店に至るまで、その本質が問われている。従前のままの感覚でいれば、淘汰は必至だ。
#03 7月15日(水)配信
損保専業代理店に「待ったなし」の統廃合圧力、迫り来る大手損保
損保プロ代理店の再編統合はもはや待ったなし。自然災害の多発で台所が苦しくなった損保各社は、代理店の統廃合を加速させている。生き残るための方策は何か。
#04 7月16日(木)配信
保険業界驚愕!金融当局が61社調査後に出した「異例の行政文書」の真意
改正保険業法の施行から3年超、関東財務局が保険代理店61社に直接ヒアリングした結果を公表した。その中身は、通常の行政文書とは全く異なるものだった。その真意と狙いを読み解く。
#05 7月16日(木)配信
保険代理店主が激白!金融当局のヒアリングを受けて見えた財務局の狙い
関東財務局による61社ヒアリングを実際に受けた代理店は、行政官に何を聞かれ、どう答えたのか。ワンダフルライフの成田弘樹社長へのインタビューを通して、財務局の狙いを深掘りする。
#06 7月17日(金)配信
生保レディーに激震!コロナが迫る「対面営業モデル」の構造転換
コロナ禍が対面を基本とする保険営業に構造転換を迫っている。ウイルスの終息をじっと待つのか、はたまた新たな募集形態や事業に活路を見いだすのか。岐路に立つ生命保険業界の現状を探った。
#07 7月18日(土)配信
生命保険業界で暗躍する金融庁有力OB、強烈な「神通力」実態
金融庁の元長官などOBたちが生命保険業界で暗躍している。かつての部下に電話一本で話を通すその強烈な「神通力」と、天下りの実像とは。
#08 7月19日(日)配信
日本生命傘下・はなさく生命の社長が明かす「次の戦略」の中身
昨年6月に事業を開始したばかりの日本生命保険の子会社、はなさく生命保険。用意周到な商品戦略や、手厚いフォローアップ体制などで順調な立ち上がりを見せた。次なる戦略を増山尚志社長に聞いた。
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