今なお続く代理店手数料見直しバトル

 日本生命保険の子会社で、今年4月に営業を開始したはなさく生命保険の販売が好調だ。

 代理店市場に殴り込みをかけるようにして、今年6月に医療保険を投入すると瞬く間に販売シェアを伸ばし、契約件数は9月末までの3カ月余りで1.3万件に達した。

 保険ショップ最大手のほけんの窓口では、販売開始から約1カ月で、はなさくのシェアが「2割近くに達した」(関係者)といい、新設生保としては異例の売れ行きを見せている。

ほけんの窓口
全国で700を超える店舗を持つほけんの窓口 Photo:DIAMOND

 後発組として、メディケア生命保険やネオファースト生命保険など他社商品の優れた部分を徹底して取り込み、800人近い日生本体の営業部隊を動員して代理店に攻勢をかけたことが、そのまま漏れなく成果として表れたということだろう。

 現場は快進撃に沸いているものの、実はその裏側ではなさく生命は営業上のある失策を演じていた。

 その舞台となったのは、ほけんの窓口。装置は「高FD」と呼ぶ代理店手数料だ。