コロナ時代の保険商品ランキング#10
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利回りの高さから人気を博した外貨建て保険も、新型コロナのまん延による世界的な金融緩和によって金利が急降下し、かつてほどのうまみはなくなった。だが、それでも円建て商品よりはメリットがある。保険のプロたちはどう見ているのか。そこで特集『コロナ時代の保険商品ランキング』(全13回)の#10では、保険のプロ25人が選んだ「外貨建て保険ランキング」をお届けする。

「週刊ダイヤモンド」2020年7月4日号の第1特集を基に再編集。肩書や数値など情報は雑誌掲載時のもの。

外貨建て保険ランキング
保険のプロ25人が選んだのは?

 金融緩和による金利低下の結果、2020年1月、円建ての一時払い終身保険の「標準利率」が、史上初の0%に突入した。

 標準利率は、保険会社が契約者に約束した運用利回りである「予定利率」を決める際に参考とする指標で、標準利率が下がれば、予定利率も下がるのが一般的だ。終身保険や個人年金保険など、円建ての貯蓄性商品が年々劣化する中、代わって人気を集めてきたのが、相対的に利回りの良い米ドルや豪ドルなどで運用する外貨建ての保険商品だ。

 為替変動による元本割れリスクや高額な手数料にもかかわらず、これまで円建てではなし得ない高い保障と資産形成が期待されてきた。ところが、そこに冷や水を浴びせたのが、新型コロナウイルスの感染拡大だ。金融市場の混乱により、米国の長期金利も急降下。生命保険各社は外貨建て一時払い商品を相次いで売り止めており、6月にはFRB(米連邦準備制度理事会)が22年までゼロ金利政策の維持を表明した。

 このため、保険のプロの一部からは「この局面で、なぜ外貨建て商品を選ぶ必要があるのか」といった声も上がる。こうした前提を踏まえた上で、あえて今、外貨建て保険を選ぶならどの商品が良いのだろうか。

 保険のプロ25人が選んだ外貨建て保険ランキングを見てみよう。