コロナ時代の保険商品ランキング#7Photo:itakayuki/gettyimages

平均寿命が延びたことと少子高齢化により、公的介護保険制度の弱体化はもはや避けられない。老後不安を少しでも解消するには自助努力が必要であり、民間の介護保険も検討した方がいいが、保障内容の精査が必要だ。そこで特集『コロナ時代の保険商品ランキング』(全13回)の#7では、保険のプロ25人が選んだ「介護保険ランキング」をお届けする。

「週刊ダイヤモンド」2020年7月4日号の第1特集を基に再編集。肩書や数値など情報は雑誌掲載時のもの。

介護保険ランキング
保険のプロ25人が選んだのは?

「人生100年時代」といわれても、決してバラ色とは限らない。平均寿命が延びたことと少子高齢化により、公的介護保険制度の弱体化はもはや避けられない情勢だ。

 そんな長い老後の不安を少しでも解消すべく、自力で備えられるのが民間の介護保険だ。

 生命保険文化センターの調査では、月額の介護費用は平均7.8万円(公的介護保険サービスの自己負担費用を含む)。この費用を捻出する手だてとして検討したいところだ。とはいっても、要の公的介護保険制度が改正されれば、民間の介護保険の保障内容もそれに合わせて変わるのが常。可能な限り中身を吟味して選ばなければ後で泣きを見る。

 失敗しない商品選びをサポートする保険のプロ25人が選んだ介護保険ランキングを見てみよう。