![コロナ時代の保険商品ランキング#12](https://dol.ismcdn.jp/mwimgs/d/e/650/img_de96e5a3280fa3b37ddfe8187c47c672468825.jpg)
毎年のように豪雨で河川が氾濫し、大型の台風が甚大な被害をもたらしている日本列島。損害保険各社による火災保険の値上げは今後必至の情勢で、契約を見直す場合は早期に進めておきたい。特集『コロナ時代の保険商品ランキング』(全13回)の#12では、火災保険の契約見直しは「年内がおすすめ」である理由を詳述する。
値上げラッシュの火災保険
契約見直しは年内がおすすめ
台風や集中豪雨などの自然災害によって、2年連続で支払う保険金の総額が1兆円を超えた損害保険業界。
収支が慢性的な赤字の状態にある中で、昨年10月には損保各社が4年ぶりに火災保険料の値上げに踏み切っている。
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ただ、これで値上げの波が一段落すると思ったら大間違いだ。そもそも昨年10月の値上げは、直近の自然災害を一切考慮しておらず、2014年の大規模な雪害や15年の台風被害を踏まえたものだ。
むしろ、火災保険料の値上げはこれから本格化する。効果的な見直しのタイミングを逃さないためにも、この機会に火災保険の仕組みをしっかりと理解しておこう。