TikTokの大問題#3
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米国のインフルエンサーに200億円を投資、日本ではゴールデンタイムに大量のテレビ広告、全世界の社員を10万人に!特集『ここからが本番 TikTokの大問題』(全5回)の#3では、大盤振る舞いのTikTok運営企業バイトダンスの収益モデルを追う。(ダイヤモンド編集部特任アナリスト 高口康太)

うざいぐらいの
大量広告で話題に

「TikTok(ティックトック)?自分で使ったことはないけど、テレビ広告はよく見るよね」

 米中対立の最前線に立った動画配信アプリのTikTokについて、記者(40代)と同世代の友人との会話で話題に上ると、たいがいは「よく知らないが広告は見た」との反応が返ってくる。2番目に多いのが「よく知らないが子どもがはまっている」だろうか。ショート動画の何が面白いのかよく分からないし、ましてや自分で撮影するのは大変そうなので、使ってみようとまでは思わないが、世の中ではやっていることは知っている。この辺りが相場だろうか。

 このTikTokとはいったいどういうアプリなのか。数十秒の短い動画の共有を目的としたアプリで、収益の大半は広告から成り立っている。