マッキンゼーでは「退職=卒業」
“マッキンゼー・マフィア”としての活躍も
今回1位になった世界的コンサルティングファームであるマッキンゼーは、出身者に著名な起業家や経営者が多いことでも知られています。マッキンゼーの「元社員」の退職検討理由のクチコミからも、退職後に活躍しているOB・OGの多さから退職自体にマイナスイメージがなく、「卒業」として捉えられて称賛される組織風土であることや、入社時点で退職後のキャリアを見据えている人も少なくないことがわかります。
実際にマッキンゼーの元社員の社員クチコミから、そうした風土をのぞき見てみましょう。
【1位 マッキンゼー・アンド・カンパニーの社員クチコミ】
「数年間やって、ある程度初期の目標・目的は達成できたと考えたから。入社の目的が、その後の目標達成のための手段に過ぎなかったから」(コンサルタント、男性)
「マッキンゼーで出世するのではなく退職後にブランドをどう活用するかが重要な会社なので社員は基本どうやめるかが重要」(コンサルタント、男性)
「十分修業が済んだので。全員がいつかは卒業する前提で働いてます。転職して成功している先輩や同期を見ているので、退職にマイナスイメージはありません。パフォーマンス理由で辞めるケースもありますが、世間で思われているほど多くはないです」(コンサルタント、男性)
「多くの人が卒業後のキャリアでのさらなる活躍を期して入社しているという風土があり、退職も卒業と呼ばれて賞賛されるような文化を持っている。実際に卒業後に様々な業界で活躍する人材は多く、そうした人たちがマッキンゼー・マフィアと呼ばれて大きな影響力を持っている。このアラムナイコミュニティに入れること自体が、この会社に入社することの意味の1つでもあると感じる」(コンサルタント、男性)
(本記事はOpenWork[オープンワーク]からの提供データを基に制作しています)