11月の米大統領選に向けた第2回討論会が22日、テネシー州ナッシュビルで始まった。ドナルド・トランプ大統領と民主党候補のジョー・バイデン氏は冒頭、政権の新型コロナウイルス対策を巡って大きく異なる見解を示した。トランプ氏は「われわれは中国から来たこの恐ろしい病気と戦うため、世界で最も偉大な米国経済を封鎖した」と主張。自身と新型コロナの戦いに言及し、国民の命を救うために政権は厳しい措置を取ってきたと述べた。これに対してバイデン氏は、トランプ氏には国家戦略がないと反論。新規感染者と死者数の最新データを挙げながら「これだけの死者を出した責任者が米国の大統領にとどまるべきではない」とし、現状では大統領にまだ何の計画もなく、包括的な計画など立てていないと述べた。
トランプ氏とバイデン氏、コロナ対策で応酬 最後の討論会
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