ビデオテープの「ダビングサービス」、コロナ禍で需要倍増した理由
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コロナの感染拡大を防ぐため、不要不急の外出を自粛していたのが、今年の4月から5月頃。ステイホームを余儀なくされた人々の間でトレンドになったのが「コロナ断捨離」だ。ブームを裏付けるかのように、ミニDVなど古いビデオテープをDVD化するダビングサービスの需要が増えたという。『想い出ビデオDVDダビング工房』にコロナ禍でのサービスの変化について聞いた。(清談社 中村未来)

コロナ断捨離で
ビデオテープを処分

「どうせ外に出られないのなら」と、自粛期間中は家の中を大掃除する人が急増した。共同通信社の調査によると、全国主要8都市で、4~6月の家庭ごみの量は前年同期から平均7.7%増えたことがわかった。不用品を捨てる「断捨離」がその要因とみられている。

 都内で夫と二人暮らしをする寺田小百合さん(仮名、32)も、コロナ断捨離に踏み切った一人。

「せっかく家にいるので、収納ケースや布団など、大きな家具を処分することにしました。その際に、目についたのが実家から持ってきたミニDVなど、10本ほどの古いビデオテープです。再生できる機械はすでに処分していたので視聴できず、残ったテープをどうにかしなければと思いながらも、長年放置したままでした。そこで、この機会に業者に依頼してDVD化することにしたんです」