FWD富士が200人規模の大リストラ
新トップに保険代理店の元社長が就任の見通し
「光が大挙してやって来る――」
外資系生命保険会社、FWD富士生命保険が揺れに揺れている。社員約1000人のうち、地域社員などを除いた約800人に対し、実に4人に1人に相当する200人規模の大リストラが行われている。それに加えて、FWD富士はコメントできないとするが、次期トップに光通信傘下の大手保険代理店グループ、NFCホールディングス(HD)元社長の山岸英樹氏が就任する見通しだからだ。
それだけではない。FWD富士は大リストラを行っているさなかにもかかわらず、新たにトップに就任する予定の山岸氏は、保険会社での勤務経験がないのに加え、自身の側近を含め古巣から10人ほどを引き連れてくるもようだ。これでは、FWD富士の社内が騒然となるのも無理はない。
いったい、FWD富士に何が起こっているのか。