総予測#10
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コロナ禍からいち早い回復を見せている中国経済。とはいえ、2020年の経済成長率は1%台後半に沈む見通しだ。特集『総予測2021』(全79回)の#10では、3人の専門家に21年の成長率の予測と新型コロナウイルスの感染状況の変化による予測へのインパクトを聞いてみた。20年の反動もあり、7%台の成長となりそうだ。(ダイヤモンド編集部編集委員 竹田孝洋)

「週刊ダイヤモンド」2020年12月26日・2021年1月2日合併号の第1特集を基に再編集。肩書や数値など情報は原則、雑誌掲載時のもの。

都市封鎖などによる年初の落ちこみ影響し
20年は1%台後半の成長に

 中国のGDP(国内総生産)はすでにコロナ禍前の水準を上回った。治験段階にあるコロナワクチンが緊急使用許可を得て、100万人規模で接種されている。新規感染者数も2桁で推移している。経済面でコロナ禍の影響はほぼなくなりつつある。

 2020年の成長率は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う都市封鎖などによる年初の落ち込みが影響し、19年の6.1%から大きく低下する。IMF(国際通貨基金)は1.9%と予想している。

 では、21年の中国経済はどうなるのか。専門家3人の予想をみてみよう。