総予測2021#9
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2021年の半ば以降のコロナワクチン普及前提に、英国経済、ユーロ圏経済ともに4%前後の成長率となりそうだ。特集『総予測2021』(全79回)の#9では、3人の識者に21年の成長率の予測と新型コロナウイルスの感染状況の変化による予測へのインパクトを聞いてみた。(ダイヤモンド編集部編集委員 竹田孝洋)

「週刊ダイヤモンド」2020年12月26日・2021年1月2日合併号の第1特集を基に再編集。肩書や数値など情報は原則、雑誌掲載時のもの。

2020年10~12月期はマイナス成長も
コロナ第1波に比べて落ち込みは限定的

 新型コロナウイルス感染の再拡大で欧州主要国は、2020年秋以降、経済活動に再び制限をかけている。

 そのため、英国やユーロ圏の20年10~12月期のGDP(国内総生産)の成長率は、前期比マイナスになる見込みだ。ただ、「全面的な経済活動停止が回避され、景気の落ち込みは春の第1波に比べて限定的」(田中理・第一生命経済研究所主席エコノミスト)なものにとどまりそうだ。

 では、21年の英国経済、ユーロ圏経済はどうなるのか。識者の予想をみていこう。