コロナ禍の前に行われた20年卒の就活。果たして主要大学の学生はどのような就職先を選んだのだろうか。国公立・私立主要27大学別の2020年就職先ランキングを作成した。第5弾は早稲田大学と慶應義塾大学の就職先をお届けする。
私立大学の双璧として常に比べられる早稲田大学と慶應義塾大学。両校のOB組織である「稲門会」と「三田会」は経済界において強力なネットワークを持つ。就活においてもそうしたOB組織が大いに活用されているようだ。
19年の早大は、1位がリクルートグループ、2位富士通、3位三菱UFJ銀行、5位三井住友銀行と、上位に銀行が食い込んだ。一方、慶應大は、1位東京海上日動火災保険、2位アクセンチュア、3位三菱UFJ銀行、4位三井住友銀行と、こちらも上位を金融が占めていた。
果たして20年の早慶の就職先はどうなったのか?