業務スーパー#予告Photo:Werayuth Tessrimuang/EyeEm/gettyimages

「業務スーパー」の快進撃が止まらない。コロナ禍前は薄利多売と人手不足でジリ貧だったスーパーマーケット業界の中にあって、大容量・低価格という独自のプライベートブランド(PB)商品を武器に右肩上がりで成長。総店舗数は900店に達し、巨大な販売網を築き上げている。運営する神戸物産は増収増益が続き、株価は12年で最大139倍へと膨らんだ。特集『「業務スーパー」の非常識経営』では、2月22日(月)から2月28日(日)までの全7回にわたり、スーパーマーケット業界の常識を破り、躍進する業務スーパーの秘密に迫る。(ダイヤモンド編集部 相馬留美)

#1 2月22日(月)配信
業務スーパー、地方の小店舗が「20年で全国900店」の急成長を描けた秘密

業務スーパー#1写真提供:神戸物産

 兵庫県加古川市の小さなスーパーから始まり、今や全国に900店舗を持つ一大チェーンとなった「業務スーパー」。運営する神戸物産は20年10月期決算では8期連続で最高益を更新した。地方の業務用スーパーはなぜここまで成長できたのか。

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#2 2月23日(火)配信
業務スーパーが「雑な店」でも成長できた理由、非常識経営5つの鉄則

業務スーパー#2Photo by Rumi Souma

 業務スーパーの各店舗を比べると、実は売っている商品がかなり違う。店の広さもバラバラで、段ボールが店内に山積みだ。従来のスーパーでは異端ともいえる店舗運営に、他社にまねできない強みが隠されている。業務スーパーの非常識経営の裏にある5つの鉄則を追った。

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#3 2月24日(水)配信
業務スーパーがFCから「ロイヤルティー1%」しか取らなくても業績好調な理由

業務スーパー#3写真提供:ボトルワールドOK

「業務スーパー」はほぼ全てフランチャイズ(FC)店舗だ。運営会社である神戸物産のロイヤルティーの取り分は、仕入れ額のたった1%。加盟店にとっては破格の条件だ。それでも神戸物産は業績好調を維持している。業務スーパーの奇抜なFC経営を解き明かす。

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#4 2月25日(木)配信
業務スーパー激安PB商品の秘密、非常識な「不振工場の買収&再生」の極意

業務スーパー#4Photo by R.S.

「業務スーパー」の最大の強みは商品力だ。小売りチェーンは「工場を持たない経営」が理想とされてきた中で、神戸物産は経営不振の工場を買収して再生し、大容量で低価格の独自商品を生産する道を選んだ。

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#5 2月26日(金)配信
業務スーパー「売れ筋商品ランキング」トップ10初公開!お得度も独自検証

業務スーパー#5Photo by R.S.

 でかくて安い――。「業務スーパー」の商品の特徴はこの言葉に集約される。業務スーパーの好調を支える売れ筋PB商品のトップ10を初公開。競合のスーパーと比べてどのくらい安いのか検証した。

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#6 2月27日(土)配信
業務スーパーの総帥・創業家2代目社長が語る「業務スーパーは地域2番店を目指す」

業務スーパー#6写真提供:神戸物産

「業務スーパー」の運営会社、神戸物産の沼田博和社長は、31歳の若さで創業者である父・昭二氏からトップのバトンを受け継いだ。神戸物産を安定成長させ株価を上げ続ける沼田社長を直撃。「地域2番店を目指す」と掲げる理由を聞いた。

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#7 2月28日(日)配信
業務スーパー主力工場に潜入!激安PB商品を生み出す秘密に肉薄【動画付き】

業務スーパー#7Photo by R.S.

 かつて倒産した会社が、業務スーパーのPBメーカーとしてよみがえった。「おとなの大盛カレー」「ぷち大福」などのヒット商品を生み出す宮城製粉だ。今回はこのPB工場に潜入取材。業務スーパーの激安商品を実現する秘密に肉薄した。

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