【論山(韓国)】自宅でオンライン授業を受けていたカイル・チョイさん(20)は、新型コロナウイルス感染症の大流行を乗り切るための場所を決めた。それは韓国軍の中だった。
チョイさんはソウルで環境工学を専攻する大学生だが、18カ月間の徴兵義務を予定より早く始めることにした。チョイさんはバーチャルで行われている授業について、自身の勉学に不可欠な対面授業の代わりにはならないのではないかと懸念していた。そこで彼は昨年12月末、ここ論山で軍の訓練に参加登録した。
「どうせ義務なのだから、今行った方がいい」と彼は語った。