シニア世代の低ストレス者
“居場所”を実感している人が多数

 シニア世代全体を見ると、低ストレス者(39点以下)の割合は男性で17.7%、女性が16.7%だった。そのほか、高ストレス者(77点以上)、高ストレス注意者(63~76点)、通常者(40~62点)それぞれの割合を全世代(20~69歳)のデータと比較したのが、以下の図表である。これを見ると、全世代と比較してシニア世代では男女ともストレスが少ない傾向にあるといえる。

 続いて、60代の男女における「生活の不満足度」を低ストレス者とそれ以外の人で比較した。それぞれの項目について、満足度が10点満点中0~5点と答えた人の割合をストレスレベル別に算出している。

 低ストレス者とそれ以外の人で特に大きな差が見られたのは、「現在の健康状態」「プライベートの満足度(自分自身の時間)」「存在価値を感じられる居場所が複数ある」の3つの項目だった。特に「存在価値を感じられる居場所が複数ある」については、低ストレス者以外の男性の72.8%、女性では同64.8%が満足できていないようだ。

「人とのつながり方(SNS、web上の人間関係)」においては満足していない人が多い。一方で、「人とのつながり方(リアルな人間関係)」に関しては、低ストレス者とそれ以外の人のギャップが大きい。ストレスが少ない人は、リアルな人間関係においてはある程度満足できる関係性を築くことができているようだ。