2016年の米大統領選のさなか、立候補していたドナルド・トランプ氏はこう語っていた。「電子メールはあまり信じていない」。だが、今年に入りソーシャルメディアの利用を禁じられたことで、トランプ氏にとって、言い分を世に発信する上で電子メールが重要なコミュニケーション手段となっている。  ツイッターやユーチューブ、フェイスブックへの投稿を禁じられた1月以降、トランプ前大統領は日々のニュースに関するコメントから候補者への支持表明、敵対する人物への攻撃まで、メールでぶちまけている。