GAFA部長が実践!自分を知ることが希望の仕事につながる理由自分自身をよく知らずにいると、「自分に何が合っていて、何が合っていないのか」がわからず、最大限のパフォーマンスを発揮できないままその場所に居続けてしまう Photo:PIXTA

コロナ禍で望まない就職をしたり、人事異動で不本意な部署に配属となったり、そうでなくても、仕事で結果を出せない、自分に合う仕事が分からないなど、働く上での悩みは尽きません。一方で、同じ仕事をしていても、キラキラと目を輝かせながら結果を出し、自信に満ち溢れ、上司や同僚からの信頼を勝ち取っている人もいます。40歳でGAFAの日本法人の1社へシニアマネージャー(部長)として転職した著者の寺澤伸洋氏は、最初に入った会社を10カ月で辞めたそうです。自分が輝ける場所「最高の仕事領域(スイート・スポット)」を見つけた結果だと言います。そんな寺澤氏のメソッドが記されたのが『自分の強みを引き出す 4分割ノート術』(世界文化社)です。今回は、自分の「見える化」がなぜ必要なのかを解説します。

なぜ、自分を知ることが
思い通りの仕事につながるのか?

「何年働いても年収は全然上がらないし、このままで大丈夫かな?」
「正直、この先ずっと働きつづけていけるのか不安だな……」
「今の職場の仕事で、自分が成長できているかよくわからない……」

 もし今、あなた自身がこんなふうに仕事に不安を感じているなら、その気持ちを押し殺してフタをしないでください。気持ちにフタをして我慢をすることを選択してしまうと、自分の人生を変えるキッカケを失い、この先もズルズルと不安を感じながら生きていくことになってしまいます。

 では、どうしてそんな不安を感じる状況に陥るのでしょうか?