
天職だと思えない仕事をやっている人は7割――。ある調査ではそんな結果がでているという。「面倒くさい」「もういいや」……やる気を下げるマインドは誰の心の中にも存在している。やる気が大きく下がったとき、どうやったら再び情熱を取り戻すことができるのだろうか? 西野一輝著『モチベーション下げマンとの戦い方』(朝日新聞出版)から一部を抜粋・再構成して紹介する。
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知人で雑誌の編集をしているRさんは、残業も多くて、取材先で叱られたり、苦労したりすることもたくさんあるといいます。ストレス発散に飲みに行くことも多いようで、話を聞いていると大変そうです。
自分であればモチベーションが下がるに違いないと思える仕事ぶりなのですが、明るく「仕事は楽しい」と話してくれます。もちろん、モチベーションの下がることがゼロではないと思いますが、下がってもすぐに上げられる要因があるように見受けられます。
なぜでしょうか?