ミーム銘柄がここにきて復活してきた。今年初頭に株式市場とソーシャルメディアの話題をさらった企業の株価が、今週に入り再び騰勢を強めており、数カ月間にわたり保有し続けた投資家に報いをもたらしている。ゲームソフト小売り大手ゲームストップ、映画館チェーン大手AMCエンターテインメント・ホールディングス、アパレル小売りのエクスプレスはいずれも、今週に入り37%以上値上がりし、数カ月ぶりの高値をつけた。足元の動きは、ウォール街に見捨てられた弱小企業の株価を個人投資家が連携して異例の高値に押し上げた1月下旬の勢いをほうふつとさせる。今回の上昇基調は前回より抑制されているものの、オンライン掲示板レディットのフォーラムやディスコード(ゲームプレーヤー向けチャットサービス)、ツイッターは再び、似たような盛り上がりを見せている。
ゲームストップ騒動再び? ミーム銘柄が高騰
映画館チェーン大手AMCの株も
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