湯布院ガトーショコラに別府冷麺、大分県民お薦め「お取り寄せグルメ4選」

若栄屋

江戸時代初期から16代続く老舗料理店「若栄屋」

　人気のグルメ漫画『美味しんぼ』で紹介されたことがある若栄屋。名物の鯛茶漬けは“うれしの”とよばれ、秘伝のごまだれと新鮮な鯛の切り身に地元産の熱々のお茶をかけた一品です。

“うれしの”の名前の由来は、鯛茶漬けを食べた当時の殿様が“うれしいのう”とつぶやいたからなのだそう。

　味の決め手は、江戸時代から脈々と受け継がれてきたごまだれ。紙のレシピは一切残さず、その調合は一子相伝で伝えられているとのこと。香ばしく煎ってすりつぶしたごまとしょうゆなどで味を調えたごまだれは、シンプルゆえていねいに作られ、長年ファンたちを魅了しています。

大分にら丸ぎょうざ工房

大分県は西日本を代表するにらの一大産地

　大分県のブランド豚を使用した「大分にら丸ぎょうざ工房」のにら丸餃子。通常の餃子とは異なる丸い形がかわいいにら餃子は、餡に大分県産のにらをはじめ、同県産の米を食べて育ったブランド豚「米の恵み九重夢ポーク」など、大分県産食材にこだわった餃子です。

　野菜がたくさん入っているので、意外とあっさりとした味です。大分県産のかぼすを使ったかぼすしょうゆにつけて食べると、その上品な酸味と独特の香りがマッチして最後までおいしく食べられます。

　自宅で大分県の“地元の味”を楽しんでみませんか。

※本記事は『地球の歩き方』からの転載記事です。